【畳表替え】たたみおもてがえ
古い畳表と畳縁をはずして、新しい畳表と畳縁を現在使用している畳床(本体)に取り付けることです。隙間や凹み・段差等を直します。畳床の状態によっては表替え出来ない場合もあります。おおよそ4~6年が目安です。
【畳床替え】たたみとこがえ
畳床と畳表・畳縁をすべて新調することです。お部屋を空の状態にし、寸法を測ります。畳床には藁床・化学床(スタイロ畳)など数種類あります。トータルハウス㈱では通常、化学床Ⅲ型で床替えを行います。床替えには別途古畳処分料がかかります。おおよそ10~20年が目安です。
【畳裏返し】たたみうらがえし
現在使用している畳表を取り外し、裏向きにして現在使用している畳床に新しい畳縁で取り付けることです。通常、隙間・凹みは直らないです。また、畳表の状態によって裏返しできない場合があります。最近では、裏返ししない方が多いです。2~3年が目安です。トータルハウス㈱では、裏返しは表替え・床替えしてから3年目までのものに限って受注しております。
【縁無し畳(琉球畳)】へりなしだたみ(りゅうきゅうだたみ)
畳縁がついていない畳のことです。半帖ものを縦横交互に並べた市松模様が代表例です。価格は縁付の畳よりも高くなりますが、デザイン性が高く、近年急激にご注文の数が増えています。純和風の和室でも、縁無し畳にするとかなり雰囲気が変わります。
【薄畳】うすだたみ
畳床の厚さが薄い畳のことです。通常の畳床の厚さは4.5~5.5cmですが、厚さ1~3cmの畳のことです。厚さが薄いだけで縁付・縁無し両方できます。近年、ハウスメーカー様で多く使われています。注意点としてトータルハウス㈱では、1~3cmの薄畳は「使い捨て畳」と呼び、床替えのみ受注しています。表替えは出来ません。畳表の種類も和紙・糸引きに限らせていただいております。
【五八間】ごはちま
畳の大きさを表す言葉で江戸間ともいいます。最も一般的な大きさで、関東方面に多いサイズです。約8割のお客様がこのサイズです。巾89cm以下、丈178cm以下です。これより大きいものは本間(ほんけん)別名:京間といい、表示価格よりも割増になります。築年数の長い昔ながらの家や関西方面に多いサイズです。また、五八間と本間の中間の大きさで三六間(さぶろくま)というサイズがあります。中京間とも呼び、東海地方の古いお家に多いサイズです。トータルハウス㈱では価格は三六間と本間で同じです。
【片面】かためん
襖の種類で押入れ・戸襖のことです。片側のみに紙が貼ってある襖のことで、トータルハウス㈱では雲花紙(押入れの裏に貼ってある裏紙)は無料です。
【両面】りょうめん
襖の種類で間仕切りのことです。両側に紙が貼ってある襖のことで、片側ずつ柄を変えられます。
【雪見】ゆきみ
部屋の中から庭の景色が見られるように下半分が上げ下げできる細工がしてあるガラス入りの障子のことです。通常、縁側と和室の境に多く用いられています。最近では、注文住宅やデザイナーズマンションで畳コーナーとLDKとの間仕切りでも用いられていることがあります。
【欄間】らんま
障子の種類で襖の天袋のように上方にある小さな障子のことです。通常、縁側と和室の境に多く用いられています。
【天袋】てんぶくろ
襖の種類で押入れの上にあることが多い小さな襖のことです。表示価格は片面の場合です。間仕切りの上にあることもあります。その場合は天袋両面として割増になります。
【並巾】なみはば
襖・障子の大きさを表す言葉で巾95cm以下×丈185cm以下の最も一般的な大きさです。下記に示す大きさの襖・障子は割増になります。
巾広タイプ:巾96cm以上、丈長タイプ:丈186cm以上、巾広丈長タイプ:巾96cm以上×丈186cm以上
【組子】くみこ
襖の紙が貼ってある部分(本体)のことです。組子の中は木が組まれており、これが折れたり組子に大きい穴が空いていると張替をしてもブカブカとしてしまいキレイに仕上がらないので取替をお薦めしています。張替料とは別途料金が発生します。また、襖の種類によっては組子取替ができないものもあります。